乃木坂46真夏の全国ツアー開催決定!!挑戦する新たなステージ
今年もあの季節がやってきた
12日、名古屋で行われた乃木坂46全国握手会のミニライブにて、2018年真夏の全国ツアーの開催が発表された。日程は以下のとおり。
2018年7月6日(金)7日(土)8日(日)
東京・明治神宮野球場 秩父宮ラグビー場 ※6th YEAR BIRTHDAY LIVE2018年7月21日(土)22日(日)
福岡・福岡 ヤフオク!ドーム2018年8月4日(土)5日(日)
大阪・ヤンマースタジアム長居2018年8月26日(日)27日(月)
愛知・ナゴヤドーム2018年9月1日(土)2日(日)
宮城・ひとめぼれスタジアム宮城
史上最多の動員数
今回は乃木坂初のスタジアム・ドームツアーということで、福岡のヤフオクドーム(52500人)、大阪のヤンマースタジアム(47000人)、愛知のナゴヤドーム(50500人)、宮城のひとめぼれスタジアム(49000人)を2日間ずつ、さらには神宮球場、秩父宮ラグビー場での3日間を合わせて、5か所11公演で合計約52万人を動員する見込みだ。
そして何と言っても注目なのは、神宮球場と秩父宮ラグビー場で行われるバースデーライブ。ミニライブの会場スクリーンには「2会場同時、シンクロニシティLIVE」というような文言が映し出され、メンバー自身も「どういうこと?」「行ったり来たりするってことなのかな?」などと困惑の表情を見せたようだ。
当然、ファンの間でも話題を呼び、「ドームツアーキター」「福岡ありがとう(泣)」や、「北海道には今年も夏が来ないのですね」など、悲喜交々様々な反応が飛び交った。
2会場同時ライブに関しても同様だが、2つの会場は地図上では、距離にして約100mというところで思いの外近く、そんな近距離で同時にライブをやるという衝撃と期待に胸を膨らませているファンも多いようだ。
史上初?2会場同時ライブ!期待される演出
そこで、この前代未聞のシンクロニシティLIVEがいったいどのようなものになるのか、少しだけ考えてみたい。
まず、過去にも似たような事例がないか調べてみると、昨年7月にSKE48がシングル発売を記念した公演をZepp NagoyaとZepp Tokyoにて行なっていた。それぞれの会場で2回の公演が行われ、1回目に名古屋の公演に出演した松井珠理奈と小畑優奈が2回目の東京公演に出演するといった演出があった。
名古屋から東京の距離約350kmに比べれば、神宮球場と秩父宮のグラウンドの距離100mはとてつもなく近く感じるかもしれない。しかし、100mは直線距離で、かのウサイン・ボルトであっても約10秒かかるのである。そう考えると、セットリストはどうするのか、どういった演出を取り入れるのか、予算の問題、スタッフの問題など問題は山積みで、異例かつ革新的な挑戦であることは間違いないだろう。
「シンクロニシティLIVE」と銘打っているくらいであるから、スタートの一曲目としてはシンクロニシティの披露が予想される。大方2チームに分かれてそれぞれの会場で披露する形が無難に思われるが、"シンクロニシティ"という言葉を考えると、1つの可能性が浮上する。
それは、ARを用いたシンクロパフォーマンスである。
それぞれの会場で2つのチームが披露するシンクロニシティ、その2つの動きがラストの大サビでスクリーン上でシンクロする。そんな演出があり得るのではないだろうか。
ARを利用したパフォーマンスは以前に嵐が紅白歌合戦にて披露したが、現実のライブでこれを成功させたとなれば、まさに歴史に残る革新的なライブになるだろう。もちろん、とてつもなくハードな挑戦になることが考えられるが、この夢のシンクロニシティを想像してしまうと、是非とも挑戦してほしいものである。
この他にもやはり、"シンクロ"をテーマにした演出が考えられるが、Twitterの乃木坂公式アカウントで行われた「シンクロ坂」や乃木撮アカウントによる「あごのせ坂」など、最近の乃木坂運営の企画力を考えると、7年目を迎え黄金期に入りつつあるメンバーたちがいったいどのような乃木坂を見せてくれるのか。初の試みに、想像に、胸が膨らむばかりである。