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『あさひなぐ』DVD&Blu-ray発売!!今なら誰でも無料で映画あさひなぐが観れる!!

 

昨日16日、乃木坂46西野七瀬が主演を務め、他のメンバーも出演する映画「あさひなぐ」のDVD&Blu-rayが発売となった。

 

あさひなぐ」は小学館週刊ビッグコミックスピリッツで連載中のこざき亜衣による人気漫画である。それを原作として舞台化、映画化が同時に行われる"あさひなぐプロジェクト"の始動が2017年2月の乃木坂46 5th Birthday LIVEにて発表された。

realsound.jp

 

 

あさひなぐは王道スポーツ青春漫画だ

物語は、西野七瀬演じる東島旭が高校に入学するところから始まる。登校初日から、改札が中々通れなかったり、露出狂に声をかけられたり、それで遅刻してしまったり、何かツイてない旭。そんな彼女がひょんなことから薙刀というスポーツに夢を持ち、何度も打ちのめされそうになりながらも、必死にもがいて、もがいて、彼女たちの青春を駆け抜ける。そんな中にも、悔し涙、歓喜の瞬間、心に刺さる名言、そしてちょっとのギャグ要素が詰め込まれており、あさひなぐは、まさにゴリゴリの王道のスポーツ青春漫画なのだ。

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キャスティングが際立たせたキャラクター

そんな原作の魅力を映画の中でより一層引き立てたのが、各キャラクターのキャスティングだ。まず、白石麻衣演じる宮路真春と富田望生演じる大倉文乃。この2人はそもそも演者とキャラクターの見た目がマッチしすぎている。2人をモデルにして漫画のキャラクターを描いたのではないかというくらい似ているのだ。

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 また、松村沙友理演じる紺野さくらは、お嬢様で世間知らずの不思議ちゃんキャラだが、松村自体、芸能界でりんごの国のお姫様さゆりんごというキャラクターを演じている(?)せいか、これも見事にハマっていたし、伊藤万理華演じる野上えりに関しても、舞台などの経験も豊富でファンからは演技も評価されている伊藤の自然な演技が、部長としての苦悩や仲間への想いに溢れる普通の女の子、えりの魅力を存分に引き出していた。

 

そして、西野七瀬演じる主人公の旭だが、今作のメイキング映像にて西野は、クランクイン前に撮影への想いを次のように語っていた。

「(旭が劇中で)強くなりたいって言うシーンがあるんですけど、私も(乃木坂入った頃は)強くなりたいって思ってたので、一緒だって思いました。」

乃木坂での西野の印象といえば、物静かで少しネガティブで、でも乃木坂のエースとしての熱い想いも心のうちにはしっかりと燃やしている、そんなところだろうか。そんな西野にとって、不器用で何をやってもうまくいかなくて、それでも薙刀の魅力に取り憑かれて、必死に努力して少しずつ成長していく旭は、確かに自身と重なる部分があったのかもしれないし、それが見ている側にも伝わってくるような、そんな役者としての魅力が西野七瀬にはあった。

 これら主要キャスト5人のキャラクターがバッチリ噛み合っていたからこそ、原作の世界観を損なうことなく、演出することができたのだろう。

 

そしてもう1つ見逃せないのが、中村倫也演じる薙刀部顧問の小林だ。原作のキャラクター自体、若くて常にチャラチャラしており薙刀のルールも知らない、でも実はとても生徒想いという魅力あるものだが、その魅力を引き出すだけでなく、多彩なアドリブで他の出演者たちを困らせてもいたようだ。宮路真春とのシーンでは、笑いを堪えきれずに思わず顔を背けてしまう瞬間が映画本編に採用されており、そのメイキングは話題をよんだ。最近でも数多くのドラマや映画に出演し、カメレオン俳優として人気を博している彼の名演技は、役者としては経験の薄い乃木坂のメンバーに格の違いを見せつけていた。

朝ドラ出演の中村倫也、“カメレオン俳優”の極意は「凧揚げ」に(ザテレビジョン) - Yahoo!ニュース

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迫力の対戦シーン

もう1つ、映像作品ならでは、そしてフィクションならではの魅力が映画あさひなぐにはあった。それは、迫力のある薙刀の試合だ。

これはどのスポーツにおいても言えることかもしれないが、薙刀の試合をYouTubeなどで見て見ると、本来薙刀の試合はビシバシ一本が決まるものではない。泥臭く、小競り合い、その時の戦略なども起因して、最後の大将戦まで一本なしの引き分けが続くことも少なくないようだ。しかし、そこは物語と言わんばかりに綺麗に一本が決まる。それが、映像ならではの音の演出なども相まって、余計に薙刀というスポーツの美しさを表現していた。薙刀の経験者の方からみれば不自然な点などあるのかもしれないが、出演者の必死の稽古の甲斐あってか、素人が見るぶんには何の違和感もなかったし、むしろ薙刀のカッコよさに魅了された。

 

映画あさひなぐが今なら無料で!?

これらの様々な要素が混ざり合って、映画あさひなぐは素晴らしい作品になったのではないだろうか。私自身、映画を見て、すぐに原作が読みたくなったし、原作を読んで改めて映画を見たくなった。これは漫画原作の映画の理想の形と言えるだろう。

そんなあさひなぐが今ならTSUTAYA TVで500円で見ることができる。そしてなんとTSUTAYA TVは初回1ヶ月分は無料で登録でき、最初の1,000円分のポイントも受け取ることができる。つまり、あさひなぐが無料で見れるのだ。

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