アイドルって素晴らしい 〜Idolife is beautiful〜

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やれたかも委員会第4話 男女逆だったら問題

22日深夜、ドラマ「やれたかも委員会」の第4話が放送された。

このドラマは、吉田貴司氏の原作「やれたかも委員会」を実写化したもので、詳しいことは以前にも紹介した通りである。

milkeyfantom.hatenadiary.jp

 

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第4話のやれたかもは、常に端っこで目立たない人生を歩んできた相談者、長迫の身に起きた9年前の出来事である。

当時勤めていた派遣会社の同僚、ハラちゃんが実はヤリマンだという噂を耳にする長迫。そしてそのハラちゃんが、ひょんなことから長迫の家に泊まっていくことに。幾多の妄想と緊張に追い詰められた長迫は、とっさに「好きです」と告白してしまう。

 

どうして告白してしまったのか、告白さえしていなければ、やれていたのか、そこに焦点を当て審議する委員たちだが、そこで山田孝之演じるミュージシャン、オアシスが2つの問題提起をする。その1つが、"男女逆だったら問題"である。

 もし、家に行きたいと行っていたのが、男である長迫だったら。

もし、好きですと告白したのが、女のハラちゃんだったら。

このように男女逆にしてみるとわかるのですが、女性なら許されることが男性なら許されない、やれたかもの世界においては特に多発している問題です。

オアシスのセリフにもあるように、 男なら許されない、女だから許される、そういったことは日常生活においてもよくあることだろう。

しかし、こういった男女間の不平等問題というのは、結論から言ってしまえば、イタチごっこに終始するのではないだろうか。

昨今において、政治家の失言、痴漢、上司から部下へのセクハラなど、何かと言えば男性の女性に対する発言、考え方にネガティブな反応が集まる。

もちろん、痴漢は犯罪だし、「これだから女は」とか、「女のくせに」とかそういった女性軽視の発言や思考は、あってはならないことだ。

しかし、同様に男性に対して「男のくせに」「男なんだから」、そのように思ったことが一度もないと胸をはって言える女性がいったいどれだけいるだろうか。

また、近年は、レディースデーや女性限定のイベントなどが過剰と言っていいほどに乱発しているように感じる。そう言ったものがあれば、男性側としては、そういう恩恵を受けておきながら男尊女卑を主張するのかという声が上がるのも当然だ。

 

結局はお互い様。古びた偏見を捨て去り、お互いがお互いを尊重する、そういう姿勢が誰にも求められる時代になっていくのではないだろうか。

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