ひらがなけやき1stアルバム『走り出す瞬間』収録曲「約束の卵」が初解禁!!その歌詞が意味するのは〇〇だった!?
昨日深夜、ニッポン放送にてひらがなけやき1stアルバム『走り出す瞬間』TypeAから「約束の卵」が初めて解禁された。radikoの公式ページから1週間の間、タイムフリー視聴で聞くことができる。(以下リンクは曲冒頭から)
ファンの間では、「神曲!!」「爽やかだけど切なくていい感じ」など、リード曲の『期待していない自分』に引き続き好評のようだ。
リード曲の疾走感溢れる感じからは打って変わって、ひらがなの雰囲気を象徴するような爽やかな曲調となっているが、解禁直後からその歌詞が話題を呼んでいる。
それは、タイトルの『約束の卵』がビッグエッグ、つまり東京ドームを指しているのではないかということだ。
東京ドームは今年2月に開業30周年を迎え、現在では野球の試合はもちろん、多くのアーティストのライブでも使用されている。また、収容人数約50000人というそのキャパシティの大きさから、名実ともに売れた、限られた者しかそのステージに立つことは許されず、そこでライブをすることが多くのアーティストにとって1つの夢とされている。
そんな東京ドームだが、開業当初はその大きな見た目と白い屋根から"ビッグエッグ"と呼ばれていたようだ。いまでは死語となってしまっているが、真っ白で大きな卵型の見た目は今も変わっていない。その憧れのビッグエッグのステージに、いつかこの足で立ちたい。ファンのみんなを連れて行きたい。そんな思いが込められているのだろう。
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しかし、歌詞の中で最も注目すべきは、曲の最後の部分だ。
無理だというかい 叶わないというかい
捨てろというかい 諦めろというかい
夢を見なくちゃ生きてる意味ない
明日こそはって頑張れる
自分の足でゴールするって
ここに約束しよう
遠くの夢って勇気をくれるんだ
一緒に歩いて一緒にたどり着こう
正直に言えば、結成わずか2年たらずでここまできてしまった彼女たちであれば、そう遠くないうちに、東京ドームにもたどり着くことができるだろうし、ファンとしてもそれを信じている。
しかし、アイドルとして輝き続ける当の本人たちは、いつだって全力だ。
降ってくる様々な仕事を懸命にこなしながらも、どうしたらもっと可愛くなれるのか、どうしたらもっとファンの人が喜んでくれるか、どうしたらもっとうまく喋れるのか、日々もがき続けている。そんな彼女たちの一生懸命努力する姿が、この詩に説得力を与えてくれる。アイドルという仕事に夢を見て、無理だと思うようなことも、叶わないと言われようとも努力し続ける彼女たちが歌うからこそ、この詩は輝きを放つのだ。
ファンとともに歩んでいく。そしてファン自らも、彼女たちの懸命に生きる姿を糧に、自分の人生を生きていく。それがアイドルとファンの理想の形だ。この曲は、そんな両者のあるべき姿を表現した曲になっているのではないだろうか。
そして、ひらがなけやきというグループなら、きっとそれを体現してくれる。そんな想いが込められているのかもしれない。
『約束の卵』
僕らが意識し始めたのは
いつの日からだろう
この坂道どこへ続くのか
先人たちのその足跡が
目指していたのは
夢見るものの約束の彼の地
銀色のカップ伏せたような
目印がそこにあるよ
輝いている未来のかたちは
大きな卵だ
待っててくれるかい 夢かなうまで
君のことを連れて行く
苦しくても諦めない僕ら信じてよ
ハイタッチして 抱き合いながら
涙をふいて喜びたい
そんな瞬間思い浮かべて
前に進もう 絆とはそこにいること
あんなに遠く見えていたのに
たどり着けそうな
胸の熱さはただの思い上がりか
ここからが一番辛いって
なんとなくわかっている
目標だと言ってる誰もが
行けるわけじゃない
見守ってくれるか 長い道のり
助けようとしなくていい
もし仲間が倒れた時は
僕が背負うから
一歩一歩寄り添うように
ひとつになって歩いていこう
あの小高い丘の上から
ここまで来た行程
叫びたい 大きな声で
待っててくれるかい 夢かなうまで
君のことを連れて行く
苦しくても諦めない僕ら信じてよ
ハイタッチして抱き合いながら
涙をふいて喜びたい
そんな瞬間思い浮かべて前に進もう
絆とはそこにいること
無理だというかい 叶わないというかい
捨てろというかい 諦めろというかい
夢を見なくちゃ生きてる意味ない
明日こそはって頑張れる
自分の足でゴールするって
ここに約束しよう
遠くの夢って勇気をくれるんだ
一緒に歩いて一緒にたどり着こう