アイドルって素晴らしい 〜Idolife is beautiful〜

大好きなアイドルを日本中、世界中に広めたい。たまにラーメンと映画と、他にも色々書くかもしれません。お昼休みの暇つぶしにどうぞ

めざましテレビにて坂道合同オーディションCMが公開。白石麻衣、西野七瀬、平手友梨奈、佐々木美玲が出演

15日放送のめざましテレビにて、6月より募集中の坂道合同オーディションのCMが公開。17日から放送される第一弾は、乃木坂46白石麻衣西野七瀬欅坂46平手友梨奈けやき坂46佐々木美玲それぞれのバージョンがあるようだ。

 

このオーディションは6月1日から募集を開始しており、締め切りは29日。いくつかの審査を経て、8月19日に最終審査が設定されている。そうなると、昨年デビューしたけやき坂46二期生と大方同じようなスケジュールになっており、今年の年末ごろには、このオーディションを勝ち抜いた人がアイドルとして、ステージに立っているのかもしれない。

 

乃木坂46欅坂46けやき坂46の3グループでの合同オーディションという試みは、初めてのものであるが、このオーディションはそれぞれのグループにとって重要な意味を持つ。

乃木坂46は、2年前に3期生が加入し、現在は42名。AKBグループ同様に、毎シングル毎に選抜メンバーとして選べれたメンバーのみが表題曲を歌うことができる。そのビジュアルレベルの高さで人気を獲得し、結成7年目にしてトップアイドルへと登りつめた。今最も勢いのあるアイドルとして注目されているが、エースとして活躍する1期生の白石麻衣は今年26歳、西野七瀬も今年24歳と、いつ卒業してもおかしくない年齢となっている。これからさらに人気を伸ばしていきたいところだが、その人気の土台となっているのは、初期から乃木坂を支える白石ら1期生であり、彼女らが抜けた後、乃木坂を支えるメンバーがいるかということを考えると、世代交代は急務だ。与田祐希山下美月大園桃子、久保史緒里4人を中心とする3期生も徐々に力をつけ始めてはいるが、そんな彼女たちに続いてどのようなメンバーが加入するのかによって、今後の乃木坂の方向性が決まると言っても過言ではないだろう。

 一方で、けやき坂46は3グループの中では最も若いグループだが、昨年にすでに2期生が加入しており、現在は20人の編成となっている。1週間後には1stアルバムデビューを控えており、現在はそのアルバムを提げ、その"走り出す瞬間"をファンの目に焼き付けている。これから一気に走り出し、さらにその勢いを加速させたいけやき坂46にとっては、新たなメンバーの加入は一見ポジティブな要素に思える。しかし、未だシングルデビューすら果たしていない彼女たちにはそもそも選抜制とかアンダーとかいう概念すら存在しない。そんな状態で数だけが増えてしまうことがグループにどんな影響をもたらすのかは、全くもってわからない。予想がつかないだけに、先が見えない不安はメンバーにとっても大きいものがあるだろう。

そして、なんといっても注目なのは、欅坂46だ。デビュー以来、現在の21名全員でパフォーマンスをする、"全員選抜"というスタイルがとられてきた。今までのAKBグループや乃木坂46とは違うスタイルによって独自の世界観を作り出すことでファンを魅了し、そのアーティスト性も高く評価されている。しかし、昨年頃から、センター平手友梨奈の怪我や、志田愛佳の活動休止などにより、21人全員でのパフォーマンスができない状況が続いている。その状況にファンが不安を抱くのは当然だが、メンバー自身の不安やストレスも計り知れないものがあるだろう。それでも、今年4月にはセンター平手抜きでのアニバーサリーライブを成功させ、メンバーにも自信と、さらなる絆が生まれたように思える。そんな中での追加メンバーの募集。彼女たちの今まではなんだったのか。21人揃うことがないまま、全員選抜は終わりを迎えてしまうのか、何にしても欅坂46というグループが大きな変化を遂げてしまうことは間違いないだろう。それが良い方向に向かうのかは、メンバー次第なのかもしれない。

 

 どういう結果になるかは現時点では全く想像もつかないが、CMをうち、これだけ大々的に宣伝しているところを見ると、もしかしたら秋元康は、この合同オーディションをAKBの総選挙と同じくらいの規模のものにしたいと考えているのかもしれない。そうしたさまざまな思惑が見られる今回の件だが、一体どういった結末を迎えるのか。現代のアイドルシーンを牽引する坂道グループの今後に注目だ。

 

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