光る団結力。"走り出す瞬間"に垣間見えるひらがなけやきの絆とは
6月24日放送された「ひらがな推し」のヒット祈願企画にて、最後まで飛ぶことができなかった高瀬、宮田の2人の代わりにバンジーを跳んだキャプテンの佐々木久美、井口眞緒がブログで2人の心境に触れた。
そういえば
スナック眞緒のバイトちゃんがね
あの日
バンジージャンプのこと
すごく反省してました
私が飛んだ時
そんなにいいのにってくらい
感謝してくれて
私はすごく嬉しかったです。
飛べなくて恐怖で
すごく落ち込んでて
変わろうか?って声をかけた時
ギリギリまで挑戦します!
って頑張ってて
でも本当に飛べなさそうで
やりたいけど
どうしてもできない気持ち
すごくわかってしまって、、、
どんなに頑張っても
できない気持ち
痛いほどわかるから
それはいつもの私だから
できることくらいやろうと思って
代わりに飛ばせてもらいました!
私は絶叫とか得意なので
むしろ2回飛べてラッキーでした!
飛ばせてくれて
ママを立ててくれてありがとね
まなふぃは私のこと
ずっと気にかけてくれくれていたけれど、
まなふぃが見守ってくれていなかったら
二回も飛べなかったんだよ~~
感情が表に出にくいまなふぃが
本当に悔しがっていたのを見たから、、、
また全員で絶対に何か挑戦したいな~!
がんばりまなふぃー
あの状況で飛べなかった2人の悔しさは、放送を見ていれば優に想像できるし、むしろ我々の想像をはるかに超える悔しさや負い目を感じていたかもしれないが、"19人全員バンジー"という企画名のせいもあり、残念なことにネット上では跳べなかった2人を批判するコメントも多く、番組としては少し違和感の残る形となった。
そんな中での井口と佐々木のこのフォローは、まさに走り出す真っ只中にいる彼女たちの、団結力の強さを表しているように感じる。
井口眞緒の発信する言葉や文字には不思議な魅力がある、と思う。自分に自信がなく、自虐的な発言も多い彼女だが、ポテンシャルの高いメンバーが揃うひらがなけやきにおいて、井口ができない側の目線に立ってしっかりと発信してくれることは大きな意味を持つだろう。
そして、先日キャプテンに正式に就任した佐々木久美もまた、ひらがなけやきを象徴する存在となってきている。元々はまとめる立ち位置にたった経験がほとんどないという彼女だが、初期からMCや最初の挨拶を任され、特にライブでは、かつて拡声器とも呼ばれたと言うその大きな声で、会場を盛り上げるとともにメンバーを鼓舞してきた。そんな彼女がキャプテンに就任して以降、ライブやテレビ番組などにおいて彼女の考えるキャプテンシーを徐々に生み出し始めているのではないだろうか。
井口と佐々木の2人に象徴されるように、今のひらがなけやきを見ていると、これ以上ないほどのまとまり、団結を感じる。今いるメンバー全員で、この"走り出す瞬間"を大きくするんだという気概のようなものを感じるのである。
アイドルになるも、漢字の陰で存在意義を見失い、もがき苦しみ涙を飲んだ1期生と、そんな彼女たちを見て加入し、デビューアルバムをともに作り上げた2期生。その20人の想いが今1つになっている。どんな組織においても、立ち上げに携わったメンバーはその組織に対する思い入れも特別なものになるのかもしれないが、これからまた新たに3期生が入ってくるかもしれないという状況の中で、どれだけこの結束力を維持し、高めていけるのか。ここからが彼女たちの本当の勝負だ。