元々は卒業するつもりだった? けやき坂46影山優佳が活動休止を発表
けやき坂46影山優佳がグループの活動を一時休止することを発表。自身のブログでその想いの丈を語った。以下ブログ全文。
2018.6.1 ありがとうとごめんねとだいすき。593。
期待していない自分のMV見てくださりましたか?
私がどうしても見て欲しいところは、
私がボレーシュートをうっているところなのですが、
実は、無回転ボールなんです。
え?ほんとに〜??
って思った人は、はい、今すぐ確かめてください♡♡♡笑
こんちゃ!
影山優佳です。
いつもけやき坂46を、影山優佳を応援して下さりありがとうございます。
皆さまにご報告があります。
この度、けやき坂461stアルバムリリースをもちまして学業専念のため一時活動休止させていただくことになりました。
突然のご報告になってしまい申し訳ございません。
1stアルバムリリースに伴うキャンペーン活動、ならびに発売記念のツアーでの私の活動を楽しみに待っていてくださったみなさん、期待を楽しみを希望を、全てを裏切る形になってしまい本当にごめんなさい。
活動休止の発表をさせていただく直前の直前まで、これからどうするのかなかなか自分の中で決断できずにいました。
この決断を下すまで私の中でたくさんの葛藤があり、自分の中で何度も気持ちが揺れ動いたからです。
「私が今1番やりたいことはなんなのか。」
「私はここで勉強だけに舵を切っていいのか。」
「小さい頃から夢見ていたアイドルをここで切り捨ててしまっていいのか。」
「これまでメンバーやスタッフさんはじめたくさんの方にいつも迷惑をお掛けしてしまいながら何とか必死にがむしゃらに頑張ってきたのに、ここでスパッと辞めてしまうことが正解なのか。」
メンバーは、辞めないでほしい。信じられない。と言ってくれました。
そう言われた時、申し訳ない気持ちになった反面、必要とされていることを知り素直に嬉しかったです。
大好きで大好きで大好きで言葉に表せないくらい大切なメンバーに、離れたくないと言われ、私はさらにまた悩みこんでしまいました。
やっぱり、みんなといる時間は楽しい。幸せ。私だって、離れたくない。ずっと一緒にいられたら、どんなに笑顔溢れる充実した毎日を送れるんだろうか。
今なら、踏みとどまれる?
私は、ひらがなけやきが大好きだからこそ、今すぐに身を引きたいと思いました。
念願の1stアルバムをリリースし、冠番組を持たせていただき、波に乗り続けているひらがなけやき。
これからひらがなけやきは超人気グループになります。グループだけじゃなくてメンバー一人一人にスポットライトが当たるようになります。
これは私の勘に過ぎませんが、そうだと信じています。
だって、ひらがなけやきには高いポテンシャルと優しくあたたかい心を持ったメンバーが揃っているんですもの。
こんなに、一緒にいるだけで笑顔になれる人たちに私は今まで出会ったことがありません。
ひらがなけやきに惹かれていない方は、それは、言い過ぎかもしれないけどまだひらがなの潜在的な魅力に気づいていないだけだと思います。
ひらがなけやきには魅力的な要素が無限大に詰まっています。ぎゅうぎゅうです。
だからこそ、みんなのスタートダッシュの邪魔をしたくない。
ここで身を引けば、まだ間に合うと思いました。
この早い時期に活動を休止することを決めたのはそれが大きな理由です。
これは自分で自分の意志で決めたことです。
私はこれまで、自分に自信が持てなくて周りの目が怖くて、自分の意志で何かを決めたり人前で自分の考えを述べたりすることができませんでした。
「何でもいいよ。」
これが私の口癖でした。
でも、自分自身を見つめ直し、いろんなパターンと将来を推察し、大好きなけやき坂のことをメンバーのことをたっくさん考えて、悩んで悩んで悩んで悩んで泣いて悩んで。
私は今、生まれて初めて、自分の人生を自分で決めました。
この決断が正しかったのか、やってみなきゃわかりません。
でも、正しかったのかどうかを自分の身をもって確かめることが出来るのは、紛れもなく私1人しかいません。
私にしかできないことが、目の前にあります。
…いっちょ、やってみますか。
まずは、自分を信じることから始めようと思います。
私はこれからもずっとずっとひらがなけやき、ファンの皆さん、いつも支えて下さる全ての方のことが大好きだし、
これからもずっとずっと皆さんに勇気や元気や笑顔を与えられる存在でいたいです。
活動休止の期間に今まで以上に死ぬほど努力して人としても成長できるように頑張ります。
一回り大きくなった私に会えるのを楽しみに待っていてください。
身長も160センチくらいになってたらいいな。
これからも、けやき坂46の応援をよろしくお願いします。
影山優佳は、そんな子がいたな〜って頭の片隅にでも置かせていただけたら、嬉しいな(*´▽`*)
それじゃ、また。
いつもありがとう。
ありがとうじゃ表せきれないよ。
see you … soon.
人はいつだって失って初めて本当に大切なものの存在に気づく
ということを最初に言ったのは誰なのだろうか。
アイドルの卒業に出くわすたびに、昨年乃木坂46を卒業した、ひめたんこと中元日芽香のスピーチが頭をよぎる。
「ここにいるみんなは体調・学問・恋愛禁止、色々犠牲にしているし、特にアンダーは悩みが尽きない。ファンそれぞれに推しがいる。タイムリミットがわかってから焦るのではなく、常日頃から応援してあげて。愛を伝えてあげてほしい。」
アイドルとは夢を与える仕事だ。
人々に夢や希望、勇気を与えなければならない。
だが、彼女達もアイドルである前に、1人の人間だ。
スキャンダル発覚時などによく言うアイドルの人権問題などについて言うつもりはないが、我々はどうしてもその当たり前のことを忘れがちなのだ。
影山は現在高校二年生。仮に大学の一般受験が終わるまでの休止となると、今から1年半以上の期間ということになる。
「1年半も!?」「まだ高2なのに」
ファンとしてそんな反応をしたくなるのも理解できる。
しかし、一般的に大学受験を考える高校生であれば、高校2年生で受験勉強に本格的に取り組む人などごまんといるだろうし、いわゆる難関大学に合格するために高校入った瞬間から、さらには中学からずっと勉強を続けている人もいくらでもいるだろう。むしろ高2の夏からなんて遅いほうだ。
我々がアイドルを応援することが人生の一部にすぎないのと同じように、彼女たちがアイドルとして過ごす期間も、人生という目線でみればごくわずかなものにすぎない。
自らは、その80年くらいある人生について必死に考えるのに、アイドルのそれについては考えない。
それが悪いというのではない。
ただ、アイドルの期間を含めた、自分の人生について必死に考える彼女たちを応援してあげること。それだけが、我々ファンが、夢を与えてくれる彼女たちにできる唯一の恩返しなのではないだろうか