アイドルって素晴らしい 〜Idolife is beautiful〜

大好きなアイドルを日本中、世界中に広めたい。たまにラーメンと映画と、他にも色々書くかもしれません。お昼休みの暇つぶしにどうぞ

「5年後、誰もアイドルに興味がなくなっている」by秋元康

 

「1週間の楽しみ」。

それは、過酷な一週間を乗り切る上で、生きる糧となるもの、心に安らぎを与えるものである。そして人々は、それを源に1週間と云う激動の七日間を生き抜くのである。

しかし、それすなわち、残りの6日間は、なんの楽しみもなしに生きねばならないことを意味している。

 

というわけで、録画したひらがな推しを毎日1回見てモチベーションを保っています。

 

こんにちは、みるきーふぁんとむ(@milkeyfantom)です

 

 

 

みなさんは、ジャック・マーという人物ご存知でしょうか。

中国のIT企業アリババグループの会長を務める人物ですが、そのジャック・マーがこんな発言をして話題を呼んでいます。

 

「5年後、誰もスマホを使わなくなっている」

 

 

tamakino.hatenablog.com

詳しいことはこの記事に書いてありますが、どうやら中国では、アリババ会長ジャック・マーのことを、敬意を込めて「ホラ吹きジャック・マー」と呼ぶことがあるそうで、実現不可能に思えるようなことを発言し、その度にネットワーカーたちから笑われるも、それらを実現してしまい、今ではネットワーカーたちが「ジャック・マーがまたホラを吹いた!」と言う時、それはかなりの確からしさで実現されるという期待と敬意が込められているそうです。

 

そして彼の最新のホラが、

「5年後、誰もスマホを使わなくなっている」

ということで、中国のネットワーカーはざわついているということです。

 

にわかには信じがたいことです。

スマートフォンは人々の生活を激変させ、今では欠かせないものとなりました。

しかし、そのスマートフォンが誕生したのも、今からわずか10年ほど前のこと。

それを考えると、いま、人々の生活に根付いているものが、数年後になくなっていることは、さほど不思議なことではないのかもしれません。

 

アイドルという文化 

 日本におけるアイドルは、キャンディーズや、ピンクレディ、山口百恵などが活躍した40年ほど前から存在しましたが、秋元康プロデュースのAKB48を皮切りに、様々なアイドルグループが乱立し、現代はアイドル戦国時代となりました。

最近では、海外のファンなども増えており、日本の文化として定着したと言えるでしょう。

今日のアイドル文化を作り出した張本人とも言える秋元氏が

「5年後、誰もアイドルに興味がなくなっている」と言ったら、我々アイドルファンはどのように感じるのでしょうか。

 

「いやいや、そんなわけない。5年後も、10年後もアイドルを好きでいたい」

 

「5年も経てば環境も変わっているだろうし、アイドルとか興味無くなってるかも」

 

様々な人がいると思います。

しかし。先ほども述べたように、5年後、10年後、アイドルが日本からいなくなっているということもあり得ないことではないのです。

 

 

スマホのない時代のアイドル

アイドル文化が今後どうなっていくかを考えるためには、それが文化として定着した原因。日本人の性格だったり、人間の消費心理、行動心理など様々な要因を考えなくてはならないので、今回は、もし、ジャック・マーの言うような"スマホを使わない未来"がきたとしたら、その時アイドルはどうなっているのか、考えてみたいと思います。

 

スマホを使わないと言っても、電話やメールができなくなるわけではありません。

アリババの発表した、アリペイエアーという新しいテクノロジーが誕生するとすれば、液晶のついた箱を通して画面を見たり、タッチして操作したりする必要がなくなるということです。メールを送るのにわざわざ文字を打つ必要がなくなったり、目的地に辿り着くために、スマホ片手にGoogle マップにらめっこする必要がなくなると考えれば、その便利さはいうまでもありません。

 

 

SNSスマートフォン

しかし、スマホを使う必要がなくなったときに、一緒に消えてしまう可能性があるものがあります。

 

 

それがSNSです。

 

 

TwitterFacebookInstagramなど、今日において、アイドル同様に様々なSNSが誕生していますが、それらが発達した1つの大きな要因として挙げられるのが、パーソナルスペースと外の世界との繋がりです。一言で言えば、匿名性。

"何者でもない誰か"として、"どこかの誰か"と繋がることができる。その匿名性は、SNSと切っても切り離せない関係にあります。

 

Twitterを例にしてみましょう。

 

"満員電車なうなんだけど、前にたってるおっさん臭すぎwまじ勘弁"

 

"膨大な量の仕事押し付けといて働き方改革だから残業するなとかまじ鬼畜すぎ"

 

"いま、原宿にきたらAKBの〇〇がロケしてる!可愛すぎ!!"

 

これらは完全に僕の妄想ですが、おそらく誰もが一度は似たような内容のツイートを目にしたことがあると思います。

 

もし仮に、自分の持つ端末の上で声を発さずに文字を打つだけで、不特定多数の誰かに向けてツイートをすることができる、という現在の常識がなくなったら、これらのツイートはどうなるでしょうか。

 

以上から分かる通り、この匿名性が、SNSの存在意義といっても過言ではないのです。

そしてその匿名性がなくなることは、SNSがなくなることに繋がるのです。

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では、もしかりにSNSがなくなった時、アイドル文化にどんな変化をもたらすのでしょうか。

長くなってしまったので、続きは次回に書きたいと思います。