アイドルって素晴らしい 〜Idolife is beautiful〜

大好きなアイドルを日本中、世界中に広めたい。たまにラーメンと映画と、他にも色々書くかもしれません。お昼休みの暇つぶしにどうぞ

乃木坂46の斎藤ちはる、相楽伊織が卒業を発表。アンダーの卒業を考える。

 

乃木坂46斎藤ちはる(21)と相楽伊織(20)が20日静岡・富士市文化会館ロゼシアターで行われた乃木坂46「アンダーライブ全国ツアー2018~中部シリーズ~」の千秋楽で、グループからの卒業を発表した。

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斎藤は乃木坂461期生の1人で、明治大学に通いながら勉学とアイドルの両立に励んだ。選抜経験は、生田絵梨花がセンターを務めた「何度目の青空か」での一回のみでアンダーとしての活動が長かったが、最後はそのアンダーライブでファンに思いを告げた。

中学3年生の頃、14歳で乃木坂に入って、約7年半、本当に、たくさんの経験をさせていただきました。すばらしい人たちに出会えたことが私にとって最高の財産だと思っています。

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乃木坂卒業 斎藤ちはる「第2の人生は」/挨拶全文 - 乃木坂46 : 日刊スポーツ

また、卒業後の進路に関しては、「第2の人生は、決して簡単な道ではありません。険しい道だと思いますが、私らしく、前向きに、頑張っていきたいと思います。」と決意を言葉にした。以前からもうすでにアナウンサーの内定が決まっているのではといった噂が流れていた彼女だが、民放キー局の入社試験を受け内々定していたことが明らかになったと日刊スポーツが報じた。

乃木坂斎藤ちはる、民放アナ内々定 市来玲奈に続く - 乃木坂46 : 日刊スポーツ

 

一方相楽は、乃木坂46の2期生として活動していたが、こちらも選抜回数は「命は美しい」での一回のみで、アンダーとしてファンの前で輝いた。

その美貌とスタイルの良さ、天然ボケのキャラクターなどでファンの心を掴み、今年成人式を迎えたこともあって、彼女のこれからに期待を寄せていたファンも多かったはずだが、正規メンバーとなった2期生からは初の卒業となった。

そんな彼女のブログを見てみると、最後にファンへの隠れたメッセージがあった。

 

 

今回の卒業の知らせを聞いて、昨年11月にグループを卒業した中元日芽香の存在を思い出してしまう。

昨年の10月、初めて参戦した福岡公演で初めて"アンダーライブ"を体験した。歌唱力、ダンス、ファンサービスなど安定したパフォーマンスを目の前で見て、彼女たちが積み上げてきたものの大きさに驚いた。彼女たちのライブの経験値が、乃木坂46のライブを影で支えているのだと思った。 

そして、既に卒業を発表していた中元日芽香のパフォーマンス、言葉は今でも忘れられない。

ファンそれぞれに推しがいる、タイムリミットが分かってから焦るのではなく常日頃から応援してあげて、愛を伝えてあげて欲しい。 

 

アイドルとは儚いものだ。何秒かの握手、ライブでの輝き、スキャンダル、卒業、全てがその儚さを助長する。儚いからこそ成り立つものであるし、ファンも心の底ではそれを求めているのだと思う。中元日芽香はそんな儚さを体現していたように思う。彼女のセンター曲である「君は僕と会わない方がよかったのかな」も、彼女が歌うことで、ファンとアイドルの間にある儚さに語りかけるものがあった。

見た目が好き、キャラクターが好き、理由は様々でも、好きになって、握手やライブに行って、いろいろなところで勇気や希望をもらったはずだ。それなのに、自分は彼女に何かしてあげられたのだろうか。グループアイドルにとっては、グループ内での序列はそのアイドル人生に関わってくる。その序列に、人気に、自分が応援することで貢献できたのだろうか。そんなアイドルファンとしての葛藤に中元日芽香は答えてくれた。

「でもそれ以上に 私はここにいていいんだって 認めてもらいたかった、その一心で走ってきたような気がします。」「この世界にいると、私を必要としてくれる人が沢山いる。私だけを見てくれている人が沢山いる。それが嬉しくて今日まで続けてきました」

そんな彼女がアイドル人生を捧げた"アンダー"は新たに2人の旅立ちを経て、これからも影で乃木坂の人気を支え続ける。

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