けやき坂46舞台「あゆみ」がTBSチャンネルで放送。千秋楽に向けてあゆみ続けたひらがなけやき。
こんにちは、みるふぁん(@milkeyfantom)です。
昨日はひらがなけやきの出演した舞台「あゆみ」がテレビ初放送されましたね。
「あゆみ」は劇団ままごとの柴幸男氏による戯曲「あゆみ」を脚本として、それに演出家の赤澤ムック氏が潤色・演出を行ったものをけやき坂46のメンバーが年長組と年少組に分かれて公演を行うというものでした。
チーム分けはこちら
<チームカスタネット(年少組)>
柿崎芽実 影山優佳 佐々木美玲 高本彩花 金村美玖 河田陽菜 小坂菜緒 富田鈴花 丹生明里 濱岸ひより
<チームハーモニカ(年長組)>
井口眞緒 潮 紗理菜 加藤史帆 齊藤京子 佐々木久美 高瀬愛奈 東村芽依 松田好花 宮田愛萌 渡邉美穂
千秋楽との比較で見えた物
昨日は年長組、チームハーモニカの舞台でした。放送されたのは4月27日の公演のようで、全12公演のうち、5公演目もしくは6公演目。僕が実際に見に行ったのはハーモニカの千穐楽公演でした。その2つを比べてみると意外な事実が見えてきました。
千穐楽を見に行った際にも、ハーモニカの作り出した世界に魅了され、記事を書きました。思いのままに書き殴ったようなものだったので今読み返すとひどい文章ですが、そこで僕は次のように書いていたのです。
Re:mindにて演技を経験した1期生は、その経験を活かして、全ての役をうまくこなしつつも、固定役にハマっていた。
一方で2期生の3人は、ついこの間まで普通の女の子だったことが、各々の人生の歩みの解釈に幅をもたせてるように感じた。
どや顔でそれっぽいことを書きましたが、だいぶ的外れなことを書いてしまったのかもしれません。
昨日の公演を見て確信しました。
全12公演すべての彼女たちの"歩み"が、千穐楽にはつまっていたのだ、と。
まずは台詞を間違えないところから始まって
自分なりにその世界を解釈するようになって
そしてだんだんとその解釈を表現できるようになっていった。
特に主人公中野アミを演じた渡邉美穂が千穐楽で見せたその演技は、彼女が、まさに中野アミという一人の女性の一生を、その1億8千万歩を生きていた、見ている側にそう感じさせるものでした。
昨日の公演を見て改めて、この舞台を経験できたことはひらがなにとってとてつもなく貴重な経験になったのだろうなと思いました。
これからスターダムを駆け上がっていく彼女たちにとって、ここでの経験は重要な意味を持つ、逆に言えば、この舞台を作り上げた彼女たちなら、必ずやいずれ坂の一番上にたどり着いてくれると思わずにはいられません。
今日はチームカスタネット(年少組)の公演があります。
今のアイドルの人たちって、舞台とかをやる経験が多くて、自然とそのファンである我々も舞台やミュージカルを見れるチャンスは多いと思うんですけど、舞台やミュージカルは別にいいかなって敬遠してる人も多い気がします。かくいう自分もそうでした。
でも、そういう人たちにこそ見て欲しい。そんな作品になってる気がします。
原作の戯曲はこちら
自らの歩みと一人の女の子の歩みが交わった瞬間に、演者も、客も、溢れだす涙を止めることはできなかった。 - アイドルって素晴らしい 〜Idolife is beautiful〜